2020年8月15日付のカンボジアのプノンペンポストとクメールポストのニュースでタイランドエリートカードについての記載がありました。
私の意訳と共に翻訳しましたので、掲載させて頂きます。
タイエリートカードはカンボジアのエリートを求めている
タイエリートカードを発行するTPC社は、タイの隣国であるカンボジアからの定期的な訪問者に対して、エリートカードプログラムをすぐに提供開始出来る状況にあると述べました。
今回、カンボジアでタイエリートカードを宣伝するために、カンボジアの会社WorldBridge International Co Ltdと覚書(MoU)に署名しました。
TPC社と了解覚書を結んだワールドブリッジインターナショナル(カンボジア)は、タイプリビレッジカードのカンボジア初の総合販売およびサービス代理店となります。
タイプリビレッジカードの会員になると、特別な滞在ビザのサービス特典、スワンナプーム国際空港経由でタイを発着する際の特別なVIPサービス、ゴルフコース、スパ、ホテル、健康診断、特定のレストランやその他のビジネスでの割引サービスを使用出来るようになります。
この魅力あるメンバーシップをカンボジアに提供することにより、タイ・カンボジア両国間の観光が増加することが望まれます。
タイプリビレッジカードの社長であるPruet Boobphakam氏は、Worldbridge International(カンボジア)を通じてメンバーシップを購入した方は、タイエリートカードに直接申し込んだ場合とまったく同じ特典を受け取ることができると述べました。
現在、エリートカードメンバーは世界中に3,300人のメンバーがおり、今回のパートナーシップにより年間60名の会員がカンボジアより追加され、853,000ドルのエリートカードメンバーー会員費が発生する可能性があると期待していると彼は述べました
「この覚書への署名は、タイの特別なベネフィットを提供することによって、よりさらにタイへアクセスをしやすくし、タイエリートカードをカンボジアに導入する際の最初の重要なステップです」とPruet氏は言った。
「私たちは、観光や投資、その他の関連分野でのビジネス開発を促進するために、多くのエリートカードメンバー特典をさらに発展させ、強化することを目指しています。これにより、タイ・カンボジア両国の投資がさらに促進され、強い経済に貢献します。」
ワールドブリッジインターナショナル(カンボジア)の会長であるSear Rithy氏は、タイプリビレッジカードとの提携はタイの多くのサービス特典をカンボジアのエリートに紹介すると同時に、さまざまなセクターでビジネス活動を拡大し、両国への観光客を増やすこと、またASEAN地域の経済統合が徐々に勢いを増すにつれて増加すると予想されるASEAN内での国境を越えた観光を活用しながら、エリートカードメンバーの豪華なサービスを促進することを目的としていると述べました。
「タイからカンボジアそしてカンボジアからタイへ、両国間はより多くの観光客を作るでしょう」と彼は述べました。
「タイエリートカードのメンバーでは、20年間のメンバーシップパッケージのオプションが2,000,000バーツ(約56,866ドル)、または5年間で500,000バーツ(14,216ドル)と、その他も選択肢があります。タイに頻繁に旅行する人、特にカンボジアのエリートは、このサービスを購入するべきだと思います」とリシー氏は最後に付け加えました。
まとめ
カンボジアはタイの隣国です。
タイは、マレーシア、ミャンマー、ラオス、カンボジア、マレーシアと国境がありますが、カンボジアは首都、経済大都市のバンコクからも車で4時間ほどで国境までたどり着ける最も近い隣国です。
近隣国であるが故に国境付近では双方の領土主張問題があり、あまり政治的な仲は芳しくありません。
今回のエリートカードメンバーの代理店契約に基づく、カンボジア企業との覚書が両国間の緊張を少しでも解いていき、お互いに健全な経済および観光発展をしてくれれば嬉しく思います。
ニュース参照先
http://www.phnompenhpost.com/business/thai-membership-card-seeks-cambodian-elites
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