タイの経済は近年、急速な成長を遂げており、多くの投資家がその成長の恩恵を受けようとしています。
タイランドエリート旧会員権を手に入れ、タイに移住したら、現地の証券会社口座を開設し、タイ株に投資することは、多くの魅力と利点をもたらす可能性があるのです。
今回は、タイランドエリート旧会員権取得後にタイ株投資をするべき理由について記載してみたいと思います。
タイ現地の証券会社の口座を開設してタイ株投資をするべき5つの理由
タイ現地の証券口座を開設してタイ株投資するべき理由は5つあります。
順に紹介していきます。
1. 成長著しい経済へのアクセス
タイは東南アジア有数の成長著しい経済を誇っており、その成長率は注目に値しています。
タイランドエリート旧会員を取得すればタイの銀行口座開設(バンコク銀行とカシコン銀行)が可能です。
タイ移住が完了したら、銀行口座だけではなく証券口座も開くべきなのです。
タイ現地の証券会社口座を通じてタイ株に投資することで、今後のタイの経済成長の一端を享受するチャンスが広がります。
タイは日本やアメリカの先進国市場と比べると不安定ではありますが、伸びしろがあるASEAN新興市場です。
タイ自体は日本と同じように今後高齢化社会に突入していきますが、カンボジア、ラオス、ミャンマーが隣国にあり、若い労働力は引き続きタイ経済をけん引していくことが予想されています。
タイの株式市場での投資は高いリターンをもたらす可能性があるため、タイの経済成長を投資で実感することができることがタイで証券口座を開設してタイ株投資をするべき大きな理由の一つと言えるでしょう。
2. ダイバーシフィケーション(分散投資)の拡充
投資ポートフォリオのダイバーシフィケーションは、リスクを分散し、安定したリターンを追求する上で重要です。
今現在、アメリカ株や日本株投資をしている方にとってもタイ株は分散投資という観点で非常に有効な投資手段だと思います。
タイ株投資を通じて、既存の投資ポートフォリオに新たな資産クラスを加えることで、リスクマネジメントを強化することができるのです。
また、現在タイバーツは日本円およびドルに対しても強いトレンドを形成しています。
タイバーツでタイ株に投資する事で法定通貨としてのダイバーシフィケーションも可能になるのです。
また、仮想通貨投資家にもお勧めできます。
仮想通貨はその性質上、基軸通貨のビットコインのトレンドに影響を受けますが、タイ株投資を行えば分散投資が可能になります。
地理的に異なる市場での分散投資は、全体のリスクを軽減する助けになるでしょう。
3. タイ経済のセクター多様性へのアクセス
タイの経済は多様なセクターから成り立っており、規模の異なる企業が活躍しています。
農業、観光、製造業、金融など、様々な分野で成長している企業が存在します。
証券会社口座を通じてタイ株、特に個別株に投資することで、これら多彩なセクターへの投資機会を得ることができます。
日本やアメリカの証券会社ではタイ個別株に投資することは難しいです。
SET50の上位10株ほどの個別株が投資できるくらいです。
タイ現地の証券会社であればSET市場、MAI市場のすべての株式へ投資が可能です。
タイの事細かなビジネス、事業体へ投資、アクセスできることも現地の証券会社の口座を開設するべき一つの理由と言えるでしょう。
4. タイローカルの情報と洞察の活用
現地の証券会社に口座を開設することで、タイ国内の情報や市場の洞察を直接得ることができます。
タイのローカル情報に基づいた投資判断は、投資の質を向上させる助けになるでしょう。
日本にいては知り得なかった情報がタイ現地で得ることによって可能になるのです。
また、現地の株式アナリストや専門家の意見を聞くことも可能です。
タイ現地の証券会社は定期的に株価の分析情報を発信しており、より的確な投資戦略を構築することが可能なのです。
5. 緩やかな規制と株式税制環境
タイの証券市場は、外国人投資家にも開かれた緩やかな規制環境を提供しています。
外国人がタイ株に投資するためのハードルが低く、投資の際の煩雑な手続きが簡略化されています。
これにより、外国投資家もスムーズに投資を行うことができるでしょう。
また税制が日本の株式よりも有利です。これはタイで株式投資をする上で非常に有利な税制となっています。
タイはキャピタルゲイン税がありません。売り買いを行い、儲かった分が全て自分の利益となります。
配当については課税されますが、証券会社で課税分を引かれて配当されますので、そのままもらった配当が利益となります。
税務署に行き、税金の計算もする必要がないのです。
外国人投資家が投資するための環境が整っており、キャピタルゲイン税がないこともタイ現地の証券会社を利用するべき強い理由の一つと言えるのです。
おすすめのタイ株証券口座
タイの証券口座を開設するべき理由について記載しましたが、次に私のおすすめの証券会社を紹介したいと思います。
私がおすすめしたいタイの証券会社はKrungthai Xspringという会社です。
https://www.krungthaixspring.com/en/home
XSpringは、1945年に設立されたバンク・クルンタイ銀行(Krung Thai Bank)グループの証券会社です。
“Krungthai” はタイのバンク・クルンタイ銀行(Krung Thai Bank)を指します。
バンク・クルンタイ銀行は、タイ国内で最も大きな銀行の一つであり、国有の銀行で、”Krungthai” はタイ語で「国民の銀行」を意味します。
タイでは非常に有名な銀行の一つでそのグループ企業であるのがXSpring証券会社なのです。
クルンタイXSpring証券がおすすめの3つの理由
なぜXSpringをおすすめしたいのか?
それには2つの理由があります。
1.株アプリのUI,UXが素晴らしい
XSpringのスマホ株アプリは非常に使いやすいのが一つ目の理由です。
シンプルで直感的なデザインで使いやすいインターフェースは、ユーザーが迷うことなくアプリ内での操作を行えます。
またリアルタイムデータを提供しており、最新の株価情報を得ることも可能です。
既に私はXSpringの前身であったKT-Zimco証券からこの会社の株アプリを長年使用していますが、今までにフリーズやアプリが落ちるなどというトラブルもなくシームレスにスムーズに株取引が出来ています。
証券会社を使う上で証券会社が提供しているシステムはとても重要なのですが、しっかりしたシステムを提供していることも安心してお勧めできる理由の一つです。
2.日本人用の優秀な日本語サポートデスクが存在している
Xspringでは日本語サポートデスクが存在しています。
分からないことや質問などは日本語でのメール、および日本語での電話サポートも可能なのです。
日本人にとって日本語で対応してもらえる点は非常に心強い点と言えるでしょう。
また、日本語が利用できるという点だけでなく、サポートのレベルも非常に高いです。
私は一度間違えて外国人が本来売買できないタイのローカル株を購入してしまったことがあったのですが、その取引時に電話でわざわざ私まで連絡をしてくれ、フォーリン株への切り替えもサポートしてくれました。
日本語が使える事とサポートのレベルが高い事もXSpringをおすすめできる理由となります。
私が投資しているタイ株のポートフォリオ
現在、私がXSpringで投資をしているポートフォリオについて紹介させて頂きます。
タイ株ETF
- TDEX:タイ証券取引所(Stock Exchange of Thailand)に上場されているタイ株式市場の代表的な指数をトラックするために設計されたETF
- GLD:金(ゴールド)に連動するETF。投資先はアメリカのSPDR Gold Trust(GLD)
- CHINA:上海取引所、深セン取引所の上場銘柄A株のうち、時価総額、流動性の高い300銘柄に投資するETF
タイ個別株
- AIS:タイ王国びモバイル通信事業者の1つ
- CPALL:タイ王国においてコンビニエンスストアチェーンを展開している企業
- PTT:タイ王国の国有石油・エネルギー企業
さいごに
タイ株投資は、成長著しい経済へのアクセスやダイバーシフィケーションの拡充、地元情報の利用など、魅力的な利点を提供しています。
現地の証券会社口座を開設し、タイ株投資を検討することで、地域経済の成長をリアルタイムで感じ、投資ポートフォリオの多様性を向上させタイランドエリート旧会員にとっても魅力的な環境を提供しています。
あなたもタイランドエリート旧会員でタイへ移住したならタイ株投資を通じて、新たな投資の可能性を探り、将来のリターンを追求してみるのも良いのではないでしょうか。
なお私は、今回紹介した旧式タイランドエリートカードの仲介をしております。
この投資ビザですが、他国の投資ビザと異なり、カード自体が資産になりえるカードです。
もし、ご興味がある方は下記ページにてお問い合わせ頂ければ幸いです。
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