タイランドエリート(Thailand Elite)の旧会員権は、2003年から2009年まで外国人に対してタイでの生涯に渡って長期滞在を提供する特別なプログラムとして、TPC社にて販売されていたタイランドエリートです。
現在は非売品となっており、旧会員権保持者から譲り受ける形で会員になることが可能となっています。
このタイランドエリート旧会員権は、永年、30年の期限付きそしてシングル1名義と家族2名義の旧会員権があります。
今回は、どの会員権がより希少性があるのか、その価値と要因を今回考察してみたいと思います。
ThailandElite旧会員権 永年シングル1名義と家族2名義はどちらがより希少性があるか?
タイランドエリート旧会員権ですが、主に4つの種類が存在しています。
旧会員権の種類
1. 永年シングル1名義:
2003年TPC発足当初から2006年3月まで販売されていたカード。
所謂Aカード、Tier1という形でも呼ばれています。
永年シングル1名義の旧会員権は、1人の外国人に対して永続的な滞在権を提供することも目的に作成されました。
2.永年家族2名義:
2003年TPC発足当初から2006年3月まで販売されていたカード。
所謂Aカード、Tier1という形でも呼ばれています。
この家族2名義の旧会員権は、本人と家族(パートナーや子供)の2名に対して永続的な滞在権を提供することを目的に作成されました。
家族と一緒にタイでの新しい環境での生活を計画する人々にとって、家族2名義の会員権は魅力的な選択肢となるでしょう。
3. 30年シングル1名義:
2006年4月から2009年10月頃まで販売されていたカード。
所謂Bカード、Tier2という形でも呼ばれています。
4. 30年家族2名義:
2006年4月から2009年10月頃まで販売されていたカード。
所謂Bカード、Tier2という形でも呼ばれています。
生涯有効も30年有効も利用できる特典、サービスに違いはありません。
タイランドエリート旧会員権の特典についてご存じでない方は下記を参照ください。
次にこの4つのカードの希少性についてみていきたいと思います。
旧会員権の価値と希少性の比較:
正確な旧会員権の会員数については公表されていない為、はっきりした会員数の内訳は分かっていません。
シングル、2名義などの詳細な内訳は公表されていないのですが、実は全体の会員数は今までに何度か公表されてきています。
- 2006年1月時点での会員数は1000人(この時点では生涯有効シングル、家族のみ販売されていた)
- 2009年11月時点での会員数2570人(この時点までが所謂旧会員権と言われるカードが販売されていた)
以上のことから、生涯有効と30年有効は主に下記のような会員数になると想定されます。
- 生涯有効(シングル、家族2名義):約1000人
- 30年有効(シングル、家族2名義):約1570人
まず、ここから分かることは、生涯有効のカードが30年よりも少ないということでしょう。
内訳は公表されていない為、定かではないですが、2006年1月と2009年11月当時の公表情報から想定することは可能です。
また、この会員数ですが、家族名義2名義は会員権としては1セットなのですが、会員としては2名分のため、家族名義1カードに対して2名の意味で公表されているはずです。
ここからは私が仲介している実績および旧会員の方々とお会いする際にお話しした情報をもとに記載してみたいと思います。
まず、希少性については、生涯有効のシングルは非常に数が少ないです。
生涯有効(シングル、家族2名義):約1000人として、内訳は私の想定では下記のようになると思います。
- 生涯有効シングル:200枚ほど(計 約200名)
- 生涯有効家族名義:400枚ほど(計 約800名)
生涯有効のシングルは家族よりも2倍は少ないのではないかと思います。
次に30年有効ですが、こちらも想定になりますが、下記のようになると思います。
30有効(シングル、家族2名義):約1600人として、内訳は私の想定では下記のようになると思います。
- 30年有効シングル:400枚ほど(計 約400名)
- 30年有効家族名義:600枚ほど(計 約1200名)
よって内訳としては、下記のようになると思います。
- 生涯有効シングル:200枚ほど(計 約200名)
- 生涯有効家族名義:400枚ほど(計 約800名)
- 30年有効シングル:400枚ほど(計 約400名)
- 30年有効家族名義:600枚ほど(計 約1200名)
以上のことから、希少性が一番高いのは生涯有効のシングルだと思っています。
生涯有効のシングルは本当に出てこないです。
旧会員の中から見つけるのも非常に難しい希少性の高い会員となっています。
この希少性および1名義の為売買がし易いという観点から最も市場価値が高くなっているのも生涯有効のシングルなのです。
希少性が最も高いのは生涯有効のシングルですが、価値は人それぞれ異なると思います。
家族でタイに移住したい方にとっては、シングルの生涯有効はそれほど価値の高いものではないかもしれません。
家族、夫婦でタイへ移住したいと考えている人には家族カードの方が価値があると思われるでしょう。
永年シングル1名義の旧会員権と家族2名義の旧会員権は、それぞれ異なる価値と希少性を持っているとも言えます。
永年シングル1名義は、個人のための永続的な滞在権を提供するため、シングルの人にとっては非常に魅力的です。一方、家族2名義は家族との共同生活を可能にし、家族との絆を深める機会を提供しているのです。
人によって、価値は異なると思います。
永年シングル1名義と家族2名義の旧会員権は、個人のニーズや家族構成に応じて選ばれるべきものです。
どちらの会員権も、タイでの長期滞在を計画する外国人にとって魅力的な選択肢であり、自身の目標や状況に合った選択を検討することが大切といえるのではないでしょうか。
さいごに
私は、今回タイ移住するうえで必要なビザである旧式タイランドエリートカードの仲介をしております。
この投資ビザですが、他国の投資ビザと異なり、カード自体が資産になりえるカードです。
金額も他国の投資ビザと比べても数倍も安価且つ特典も付いた価格に対して価値が非常に高いものだと私は思っています。
もし、ご興味がある方は下記ページにてお問い合わせ頂ければ幸いです。
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