タイランドエリート旧会員(永年)と現行メンバー制度のメリット&デメリットの比較

タイランドエリート旧カードを購入希望される方は、現在代理店で販売されている現行のメンバーとよく比較されており、

タイランドエリート旧会員のメリット、デメリットについてはよく質問される一つでもあります。

旧カード自体の実態、特典が公表されていないため、よく分からない部分もあるため、皆さまこの質問をされるのはごくごく普通のことでもあると思います。

今回は、現行メンバー制度と比較したタイランドエリート旧会員のメリット、デメリットについて記載してみたいと思います。

タイランドエリート旧会員権のメリット&デメリット

今回は、私が考えるタイランドエリート旧会員のメメリットとデメリットを主に紹介していきます。

タイランドエリート旧会員権のメリット

メリット1.資産性が高い

タイランドエリート旧会員の一番の価値は資産性が高いということです。

旧会員にはAカードいわゆる生涯有効とBカード30年有効の2つのカードがあります。

タイランドエリート旧会員権の特典

どちらも得点に差がないのですが、Aカードは生涯有効で特典の利用が可能で譲渡も無制限に可能です。

このため、資産性が非常に高いと言えるのです。

現行カードにない旧会員の一番のメリットは資産性が高いことだと言えると思います。

タイランドエリート旧会員権(生涯有効、譲渡無制限)の最強投資活用方法

メリット2.ゴルフ、スパが毎日無料

現行のエリートカード会員もゴルフ、スパを無料で利用できる特典がありますが、年に12回、24回など制限が付いています。

旧会員であれば、ゴルフ、スパが毎日無料です。

特典の部分でみれば旧会員の一番のメリットはこの部分だと思います。

メリット3.年会費が不要

現行のタイラインドエリートは年会費が必要です。年間2万バーツが掛かります。

20年ものであれば、トータルで40万バーツも年会費を払う必要があるのです。

旧会員であれば、年会費は必要ありません。

使用期限に制限もないため、タイに移住する必要もありません。

私が仲介した方、および旧会員の方でタイに移住している方は実は多くありません。

資産としてこの旧カードを持っておき、有事の際に旧カードを利用してタイのビザを取得、その後タイに居住しようと考えている方も多いのです。

特に富裕層の方はタイに限らず、シンガポールやマレーシア、ドバイなど他の国の居住資格を持っている方が多く、タイもその中の一つとしている方々は多いです。

年会費も掛からないため、持っていれば保険にもなり得るのが旧カードなのです。

これも現行のエリートカードにはない大きなメリットと言えるでしょう。

タイランドエリート旧会員権のデメリット

デメリット1.使えるゴルフ・スパは実は少ない

ゴルフ、スパが毎日無料であるのが旧会員のメリットとして挙げましたが、実は使えるゴルフ場、スパは少ないのです。

2003年に発行された当時は多くのゴルフ場が利用できましたが、経営不振の時代に多くのゴルフ場が特典から削除されてしまった経緯があります。

TPC社の歴史については詳しくは下記に記載していますので、興味があればご確認ください。

タイランドエリートカードとTPC社(Thailand Privilege Card)の歴史

現行のエリートカード会員が利用できるゴルフ場でも旧会員は利用できないということがデメリットとしてまずは上げておきたいと思います。

毎日無料という特典が付いているので、全てのゴルフ場を対象にしてしまうとTPC社自体が傾いてしまいかねないので仕方がない部分だと個人的には思います。

なお、定期的にTPCよりPDFのリストが更新され会員に展開されており、そのリストで利用できるゴルフ場などを確認することが可能です。

自分が利用したいと思っているゴルフ場が対象となっているかどうか旧カードを譲渡受ける前に確認しておくのが良いでしょう。

デメリット2,今後一生今の権利が保障されるかどうかは定かではない

これはデメリットというよりリスクの一つと言った方が正しいかもしれません。

旧会員の特典は現行の会員と比較して毎日無料というあまりに大きな違いがあるため、今後この権利が一生続くかどうかは定かではありません。

いきなりはく奪するようなことはないとは思いますが、絶対はないのでないとは言えないでしょう。

使えるゴルフ場やスパをさらに少なくするといったステルス的な特典削減をしてくる可能性は多少なりともあると思います。

現段階でのデメリットではないですが、リスクの一つとして考えておけば良いかと思います。

なおこちらについては別途下記記事にて私の意見をまとめていますので興味があればご確認ください。

タイランドエリートカード旧会員(生涯有効,30年有効)は今後廃止されるのか？

さいごに

タイランドエリート旧会員のメリット、デメリットは人によって異なる部分があると思います。

人それぞれ価値観が異なる部分があるため、仕方がない部分があります。

今回紹介したのはあくまで私が考えるメリットとデメリットとなりますのでご了承いただければ幸いです。

私は、今回紹介した旧式タイランドエリートカードの仲介をしております。