タイランドエリート旧会員権ですが、現行のエリートカードの会員権と異なる点があります。
実は、メンバーになるための条件が一部異なるのです。
今回はタイランドエリート旧会員権を取得する為のメンバー条件について記載してみたいと思います。
タイランドエリート旧会員権を取得する為のメンバー条件
タイランドエリート旧会員権を取得する為には6つの条件があります。
条件1.懲役刑に処せられる軽犯罪を除き、いかなる国においても判決により懲役刑を言い渡されていない事、また 6か月を超えていない事
要するに犯罪履歴がない事が条件の一つとなっています。
なお、犯罪歴がなくとも、反社として警察のクリミナルレコードに登録されているような方は却下される可能性が高いです。
条件2.破産宣告を受けていない事
タイラインドエリートは元々富裕層向けに発行されたのが始まりであり、富裕層を呼び込むためのタイ政府の政策の一つです。
破産宣告を受けていないことも条件の一つとなっています。
条件3.精神異常者、無能者、または無能に準ずる者であると宣告されていない事
精神的な異常がないことも条件として挙げられています。
これは申請時にはTPCがチェックのしようがないと思われるのですが、タイラインドエリート旧会員取得後にTPCとのやりとりで上手くやり取りが出来ない、全く話が通じないといった場合、この条例が適用される可能性が少なからずあると思います。
条件4.タイ王国の移民法または関連法に従ってタイに滞在することが許可されている事
タイでオーバーステイをしたことがある方はこの条件に引っかかってしまう為、タイラインドエリート旧会員は取得できません。
オーバーステイくらい大したことないと思われるかもしれませんが、重要な確認事項となっています。
申請したとしてもオーバーステイしていた過去があるとTPCおよびタイ移民局から却下されるため、注意をしておきましょう。
また、タイラインドエリート旧会員取得後も、VISAの更新をしっかりせずオーバーステイしてしまった形になってしまった場合もはく奪される可能性があります。
うっかり更新を忘れたりするようなことはしないよう、VISAの更新はしっかり行っておきましょう。
なお、タイラインドエリート旧会員のVISAについては下記記事に詳細を記載しています。
条件5.タイ国民またはタイの永住権を取得した外国人ではない事
タイで既に永住権を取得している外国人はタイラインドエリート旧会員は取得できません。
タイの永住権とタイラインドエリート旧会員の生涯有効を比べると、個人的には特典やサービスが多いのでタイラインドエリート旧会員の生涯有効の方が良いとは思います。
ただし、永住権も取得が容易ではない所から一種のステータスとなっている部分もあります。
どちらが良いかは個人によりますが、両方を取得できないことは認識しておきましょう。
条件6.タイの法律に基づいて法的資格を有しており、申請日の年齢が 20 歳未満ではない事
タイラインドエリート旧会員では実は20歳未満は取得できません。
実はこれが現行のエリートカードと旧会員の違いの条件でもあるのです。
旧会員権は高額のため、20歳未満が取得希望されることはほとんどないと思いますが、もし取得しようとしている方が20歳未満の場合は取得できないので認識しておきましょう。
旧会員権譲渡時の書類に条件が明記されている
なお、今回紹介したタイラインドエリート旧会員のメンバーになるための条件は、タイランドエリート旧会員権を譲渡する際の書類上の6条に明記がされております。
原文を下記に紹介しておきます。
旧会員を取得するときにこの条件を満たす必要があります。
また、maintainとも書いていますのでこの条件を維持し続ける必要があります。
一つでも条件を破ってしまうとタイラインドエリート旧会員の権利をはく奪される可能性があります。
タイに移住後、海外だからといって羽目を外しすぎて犯罪等を起こしてしまった場合、権利をはく奪されるでしょう。
十分に気を付けてタイ生活を送っていただければと思います。
さいごに
なお、私は今回紹介した旧式タイランドエリートカードの仲介をしております。
この投資ビザですが、他国の投資ビザと異なり、カード自体が資産になりえるカードです。
金額も他国の投資ビザと比べても数倍も安価且つ特典も付いた価格に対して価値が非常に高いものだと私は思っています。
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