タイでの長期滞在を検討する際、タイランドエリートの旧会員権の他にタイの永住権を取得検討する方もいるかと思います。
はたして、どちらが最適な選択肢なのか?
今回はタイの永住権とタイランドエリートの違いやメリットを比較してみたいと思います。
タイランドエリート旧会員権とタイの永住権のメリット・デメリットの比較
タイランドエリート旧会員権とタイの永住権について、それぞれの特徴を記載していきます。
1. タイランドエリート旧会員権:
タイランドエリート旧会員権は、外国人に生涯に渡って特別な長期滞在権を提供するプログラムです。
このプログラムを通じて、生涯に渡る滞在権を得ることができます。
旧会員権は、年間メンバーシップ料金は不要で、譲渡も無制限に可能です。
現在非売品となっており、保持している方から譲り受ける形で取得が可能です。
タイ政府機関による審査がありますが、犯罪歴等を調べられるのみで基本的には誰にでも旧会員権になる資格があります。
2. タイの永住権:
タイの永住権は、タイ国内で長期的な滞在を許可する権利を提供する制度です。
タイランドエリートと似ていますが、永住権を取得するためには、まず最低5年間タイに滞在している必要があります。
また永住権取得後も、永住権保持者は継続的なタイ国内での居住を証明(1年に最低1回はタイに入国)する必要があります。
ただし、90日レポートやビザの更新は不要になります。
永住権の取得には申請書類の提出やタイ語での面接など、複雑な手続きが必要となります。
また年間100人までという制限もあります。
タイランドエリートと比較しても狭き門なのです。
永住権を取得することで一定のタイ国内の権利を享受することができます。
タイ永住権の主な権利としては下記の通りです。
- ワークパーミットの取得条件が緩和
- 住居登録書(タビアンバーン)が取得できる
- 空港入出国時にタイ人カウンターを利用できる
詳細な申請条件や権利は下記に記載されています。
永住権とThailand Elite旧会員権の比較
- 申請条件: 旧会員権の申請および取得は会員権さえ見つかれば比較的簡単、永住権の取得には複雑な手続きが必要で、条件も厳しい。
- 期間: 旧会員権は生涯有効の滞在権を提供、永住権も永続的な滞在権を提供。ほぼ同じ
- 更新:旧会員権は90日レポート、ビザの更新が必要。永住権は90日レポートとビザの更新不要だが、年に1回は入国、タイに滞在する必要あり。
- 特典: 旧会員権はVIP待遇や特典が提供される、永住権もタイ国内でタイ人と似たような権利を享受可。
永住権と比較した場合のタイランドエリートのメリット
申請条件については、タイランドエリートの方がしやすいでしょう。
タイランドエリートは現行会員であればお金さえ払えば誰にでも申請する資格があります。
旧会員についても旧会員権を保持している人さえ見つければ、現行会員と同様に申請は容易です。
期間については、タイランドエリートも永住権も永続的なタイでの滞在権利を持っている為、差はありません。
特典については、タイランドエリート旧会員では毎日ゴルフやスパの無料利用、また年1回の健康診断、スワンナプーム等におけるVIP対応やリムジンサービスを利用できるため、タイランドエリートの方が優れていると言えるのではないでしょうか。
永住権と比較した場合のタイランドエリートのデメリット
更新については、タイランドエリートでは他の外国人と同様に90日レポートとビザの更新が必要なため永住権よりも優れているとは言えないでしょう。
また、永住権ではタイ人と同様の権利を一部与えられるため、これらの権利はタイランドエリートでは取得できない為、一部の権利、特典においては永住権よりも劣っているといえるでしょう。
まとめ
タイランドエリート、永住権。
どちらを選ぶべきかは、個人の状況やタイにおける自身の目標によります。
長期的な滞在を望む場合はタイランドエリートと永住権をどちらも検討に値するでしょう。
一方、短期的な滞在を考える場合はとりあえずは旧会員権が適しているかもしれません。
申請手続きや要件を十分に理解し、自身のニーズに合った選択をすることが大切といえるのではないでしょうか。
なお、タイランドエリートとリタイアメントビザについても比較をしていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
さいごに
私は、今回タイ移住するうえで必要なビザである旧式タイランドエリートカードの仲介をしております。
この投資ビザですが、他国の投資ビザと異なり、カード自体が資産になりえるカードです。
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