海外に移住した後の株式運用について皆さんはどのように運用しているでしょうか?
日本を出て、日本の非居住者になってしまうと日本の証券会社は利用できなくなります。
旧式ThailandEliteを取得し、タイに移住した場合も同様に日本の証券会社を利用した資産運用は出来なくなるのです。
タイ移住後も株式を運用したいのにどうすれば良いか?
おすすめの運用方法、運用先などに不安を持たれている方も多いかと思います。
今回は海外移住後、タイ移住後におすすめしたい資産運用先について記載してみたいと思います。
海外移住後におすすめの資産運用先
結論から申し上げますと、海外在住者におすすめの資産運用先はInteractive Brokersがおすすめです。
筆者自身も長年使用しており、多くの資産を置いています。
Interactive Brokersがおすすめの理由
Interactive Brokers(以下、IBとさせていただきます。)は、海外在住および旧式タイランドエリートカード取得後のタイ移住後の日本人におすすめの証券会社です。
https://www.interactivebrokers.com/en/home.php
主な理由は6つあります。
Interactive Brokersがおすすめの6つの理由
- グローバル対応と多様な投資商品: IBは世界中の市場に対応しており、株式、債券、先物、オプション、外国為替など、多様な商品を取引できます。日本の証券会社でも取り扱っていない証券に対して投資可能です。特に、海外市場へのアクセスが充実しているので、海外投資を希望する日本人にとって便利なのです。
- 低コストの手数料: IBは手数料が安価です。特に、日本円からドルへの為替手数料が非常に安価です。また、大口取引をする場合や頻繁に取引する場合には、手数料の割引が適用されるため、コスト面でメリットがあります。
- 高度な取引プラットフォーム: IBの取引プラットフォームは高度で多機能です。プロのトレーダーにとっても満足のいく性能を持っています。チャート分析、リアルタイムの市場情報、注文のスピードなど、トレードに必要な機能が豊富です。実際にはかなり複雑な部分もあり、私自身が全てを理解して利用できていませんが、携帯のアプリ等もあり携帯のアプリからでは非常に簡単に証券の売買が可能です。
- 高いセキュリティと信頼性: IBはアメリカ合衆国に本社を置くオンライン証券会社で1978年に設立し、長年の運営実績があります。信頼性が高いとされています。顧客資金のセキュリティにも配慮しており、信頼性の面で安心して取引できます。
- 英語対応と日本語サポート: IBの公式サイトや取引プラットフォームは英語が主流ですが、日本語のサポートも提供されています。日本語サポートがあるため、言語のハードルを気にせずに利用できます。海外移住後の証券会社としてFirst Trade証券が良く競合として引き合いに出されますが、歴史、信頼性、カスタマーサポートの観点からIB証券に遠く及ばないと思っています。First Tradeは電話窓口が主流で英語で電話で問い合わせする必要があります。IB証券は日本語で対応可能です。日本に支社もあり、海外移住組にとって安心できる体制を整えていると言えるでしょう。
- グローバルなキャッシュカードサービス: IBの証券口座にはキャッシュカードが付帯しているため、世界中のATMでキャッシュを引き出すことができます。これは海外在住の日本人にとって便利な機能です。
IB証券のデメリット
IBは主に上級者向けの証券会社であり、初心者には少しハードルが高い場合もあるかもしれません。
また、口座開設には一定の資格要件や手続きが必要な場合もあるため、利用を検討する際には自分の投資スタイルやニーズに合った証券会社を選ぶことが重要かなと思います。
以前は、初回1万ドル入金、10万ドルを最低口座維持額としており、口座開設にはハードルが高いことがありました。現在はこの制限は撤廃され低額での送金および口座維持費も撤廃となっておりより利用しやすくなっています。
タイにも証券会社は多く存在していますが、タイ株がメインです。
タイの証券会社で米国株やインド、ベトナム株を購入しようとするとどこも高額な為替手数料を要求してくるのが実情で海外株を運用するには適していません。
タイ株メインで運用するのであればタイの証券会社でも問題ありませんが、やはり今後の人口ボーナスや経済成長の点を踏まえ、タイ株ではなく米国株などに投資するのが適していると個人的には考えています。
IB証券はタイランドエリート旧会員になった後、安心して使える海外証券会社として今回紹介させて頂きました。
私がIB証券で投資しているポートフォリオ
私は実際にIB証券で資産運用しています。
簡単にはなりますが、こちらで私のIB証券のポートフォリオを紹介したいと思います。
IB証券では多種多様な投資商品があり、日本の証券会社では出来なかった投資対象への投資やヘッジなどが可能です。
私はIB証券で主に下記5つのカテゴリーに投資しています。
- 国別ETF
- 米国株高配当ETF
- 米国個別株
- コモディティ(ゴールド)
- 債券
国別ETF
全体の25%を投資。そのうち、下記銘柄に分散して投資。
- VTI:米国株式全体に投資するバンガード社のETF
- VT:世界47か国の株式に投資するバンガード社のETF
- EPI:ウィズダムツリー社によるインド株ETF
- VNM:ヴァンエック社によるベトナム株ETF
- EPHE:Blackrock社によるフィリピン株ETF
- FM:Blackrock社によるフロンティアマーケットETF
米国株高配当ETF
全体の25%を投資。下記1銘柄に集中投資。
- JEPI:JPモルガンによる毎月の収益分配型高配当ETF
米国個別株
全体の20%を投資。下記銘柄に投資。
- VZ:ベライゾン、アメリカの通信会社
- NEM:ニューモント・マイニング。世界最大の金採掘会社
- GOLD:バリックゴールド、世界的な金採掘企業
コモディティ
全体の20%を金のETFに投資。
- GLD:金相場に連動することを目指した世界で最も有名な金ETF
債券
全体の10%を米国債ETFに投資。
- EDV:バンガード社による超長期米国債ETF
さいごに
私は、今回タイ移住するうえで必要なビザである旧式タイランドエリートカードの仲介をしております。
この投資ビザですが、他国の投資ビザと異なり、カード自体が資産になりえるカードです。
金額も他国の投資ビザと比べても数倍も安価且つ特典も付いた価格に対して価値が非常に高いものだと私は思っています。
もし、ご興味がある方は下記ページにてお問い合わせ頂ければ幸いです。
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