私はインドネシアでの株式資産運用をしています。

これから人口ボーナスによる成長が期待されるインドネシアはおすすめできる投資先だと思っています。

インドネシアへ国際資産分散・運用のススメ

インドネシアへの投資するうえでインドネシアの銀行口座と証券口座開設をするのが理にかなっていると思っています。

なぜインドネシアの銀行口座と証券口座をおすすめしたいのか?

理由は3つあります

理由1.今後成長が期待されるインドネシアへ直接投資が可能

まず第一にインドネシアは今後成長が期待される市場として注目されていることが挙げられます。

インドネシアが今後経済成長すると言われる理由

  1. 人口の成長: インドネシアは人口が非常に多い国であり世界的に見ても1位インド、2位中国、3位インドネシアであり、世界第3位の人口を誇ります。また、若年層の人口も多いことが特徴です。若年層の増加は労働力としてのポテンシャルを意味し、経済成長の原動力となる可能性があると思います。
  2. 資源の豊富さ: インドネシアは豊富な天然資源を有しています。石油、天然ガス、鉱石、木材、農産物などが主な資源であり、これらの産業が経済に寄与しています。資源大国であることもインドネシアが今後成長を続ける理由の一つと言えるでしょう。
  3. 成長産業の拡大: インドネシアは製造業やサービス業の拡大が進んでおり、自動車産業、電子機器、観光業などが成長産業として挙げられます。これらの産業の発展が経済成長を後押しすると想定されています。
  4. 政府の経済政策: インドネシア政府は経済成長を促進するための政策を実施しています。外国からの投資を奨励し、インフラストラクチャーの整備に力を入れるなど、経済成長をサポートする政策が取られています。
  5. 地理的な要因: インドネシアはアジアの中心に位置しており、地理的な利点から貿易や投資が盛んに行われています。またロシアのウクライナ侵攻においては中立の立場を貫いています。そして、観光業も盛んであり、外国からの観光客の増加が経済に寄与しています。

理由2.資産分散が可能

インドネシアへ資産を移し、直接投資することで国際的な資産分散が可能です。

もし、タイや日本に何かあった場合に資産のキャピタルフライトが出来ているということになり得ます。

資産分散が可能なこともインドネシアへ直接投資する理由の一つと言えます。

理由3.現地に開設すれば高額な手数料が不要

インドネシアへの投資は日本の証券会社でも可能です。

しかし、ETFであればBlackRock社のインドネシアETF株であるEIDO、個別株であれば主要なインドネシア銀行株やその他のごく一部の個別インドネシア株など投資対象は限られ、且つ為替手数料やサービス手数料が取られます。

インドネシアの銀行口座と証券口座を取得すればそのままインドネシアへの直接投資が可能です。

インドネシア現地で銀行口座と証券口座を開設して資産運用すれば高額な手数料を払う必要はなくなるのです。

そして、インドネシアでは現在でも非居住者でも銀行口座と証券口座開設が可能です。

これは他のASEANの有望国であるベトナムでは現在出来ません。ベトナム居住者のみ銀行口座、証券口座開設が可能なのですが、インドネシアは非居住者でも口座開設できることが理由の一つとなります。

インドネシアの銀行口座と証券口座開設

インドネシアの銀行ですが、非居住者でも口座開設可能で時価総額も大きな銀行はBNI銀行がおすすめとなります。

インドネシアの銀行口座開設はBNI銀行がおすすめ

インドネシア非居住者でも口座開設可能でおすすめの銀行はBNI Bankです。

私自身もBNI銀行で口座開設し、資産運用しております。

https://www.bni.co.id/en-us/

BNI銀行とは?

インドネシアの国有銀行であり、インドネシアの最古かつ最大の銀行の一つです。BNIはインドネシア語で「国立銀行」という意味を持ちます。以下に、BNI銀行に関する主な情報をまとめました:

  1. 設立と歴史: BNI銀行は1946年にインドネシア独立戦争の間に創設されました。インドネシアが独立を達成すると、BNIは国内外での金融活動に従事する国営銀行として成長しました。
  2. 国内外での展開: BNI銀行は国内外に幅広いネットワークを持ち、インドネシア国内の主要都市や国際的な金融センターに支店やオフィスを展開しています。これにより、個人や法人の顧客に対して多様な金融サービスを提供しています。
  3. 金融サービス: BNI銀行は一般的な商業銀行として、預金、融資、外国為替取引、送金、投資、保険などの幅広い金融サービスを提供しています。特に、国内外の取引や国際送金を行う顧客に向けたサービスが充実しています。
  4. デジタルバンキング: BNI銀行はデジタルバンキングサービスを展開しており、モバイルバンキングアプリやオンラインバンキングを通じて顧客が便利に取引を行える環境を提供しています。
  5. 国有銀行: BNI銀行は国有銀行であるため、インドネシア政府の所有・管理の下で運営されています。政府の方針や経済政策とも関連しながら、国内外での金融事業を展開しています。

証券会社はBNI証券がおすすめ

BNI証券はBNI銀行と同じBNIグループの一部として設立された証券会社です。

BNI銀行と同じグループのため、送金が容易に行えます。

https://www.bnisekuritas.co.id/

BNI証券とは?

  1. 設立とバックグラウンド: BNI Sekuritasは、インドネシアの国有銀行であるBank Negara Indonesia(BNI)グループの一部として活動しています。BNI SekuritasはBNIグループの証券関連の部門として、投資家に証券取引や投資アドバイザリーサービスを提供しています。
  2. 証券取引: BNI Sekuritasは、株式、債券、投資信託などの証券取引を提供しています。個人および法人の顧客が自身の投資目標に合わせて証券取引を行うことができます。
  3. アドバイザリーサービス: BNI Sekuritasは投資アドバイザリーサービスを提供し、顧客に市場分析や投資戦略の情報を提供します。これにより、投資家はより良い投資判断を行えるようにサポートされます。
  4. オンライン取引: BNI Sekuritasはオンラインプラットフォームを提供しており、顧客はスマートフォンやパソコンを使って証券取引を行うことができます。これにより、便利で迅速な取引が可能です。
  5. 投資情報: BNI Sekuritasは市場の情報やトレンドに関する情報を提供し、顧客が投資判断を行う際の参考になるデータを提供しています。

また日本のSBIが出資している証券会社としても有名です。

BNIの証券システムはSBIが構築しており、Webシステム、モバイルアプリともに非常に使いやすいです。日本のSBIが出資していることもBNI証券をおすすめできる理由の一つと言えるでしょう。

https://www.sbigroup.co.jp/news/2011/0427_4110.html

BNI銀行とBNI証券の口座開設手順

BNI銀行とBNI証券の口座開設方法ですが、まずBNI銀行で銀行口座を開設することが必要となります。

BNI銀行口座開設後、BNI証券での口座開設が可能です。

口座開設はだいたい2時間もあれば開設出来ます。

BNI銀行口座開設必要書類

  • パスポート
  • 初回入金時のインドネシアルピー
  • マイナンバー(※日本非居住者であればマイナンバーは不要)

BNI銀行口座開設注意点

タイランドエリート旧会員であれば、労働ビザを持たない為、直近の労働証明や収入証明が出来ませんが、こちらは無職で申請しても問題なく口座開設可能です。

ジャカルタやバリなどのインドネシア主要都市であれば日本人が仲介口座開設サポートをしており、そのサービスを利用する事も可能ですが、日本円で数万円を取る事が一般的です。

この仲介サポートを依頼しなくてもインドネシアでの銀行口座開設は可能です。

しかし、身元保証人としてインドネシア人のIDが必要となります。ホテルの方や信頼できるインドネシア人がいれば仲介サポートは利用せず口座開設が可能となります。

なお、私は滞在していた際のホテルのスタッフについて来てもらって口座開設しました。

BNI証券口座開設

BNI銀行の口座開設が出来れば、BNI証券の口座開設はインドネシア人の動向は必要ありません。

BNI Sekuritasの支店にパスポートと銀行口座情報を持っていけば口座開設が可能です。

BNI銀行と隣接する形でBNI Sekuritasの支店を設けていることも多いのでBNI銀行口座開設と同日にBNI証券口座を開設するのも良いでしょう。

インドネシアへの入出金

Wiseや暗号通貨を使った送金が可能です。

暗号通貨であればインドネシア最大のIndodaxがおすすめです。

https://indodax.com/

また、出金もSWIFTを利用して国際送金が可能です。

また私はインドネシアと同じASEAN諸国のカンボジアにも資産分散しています。こちらも興味がある方はご参照ください。

ThailandEliteでタイ移住後にカンボジアの銀行口座開設をおすすめする4つの理由

インドネシア株およびインドネシアルピー資産運用ポートフォリオ

インドネシア個別株

インドネシアについては、私自身が居住していない関係上、企業などが詳しくない為、大手で且つ市場を独占している企業を中心に投資するようにしている。

現在は2社にインドネシアルピアの80%を集中投資している。

  • TLKM:テルコム・インドネシア 資産の40%を投資
  • ASII:アストラ・インターナショナル 資産の40%を投資

インドネシアETF

インドネシア全体へ投資できるインドネシアETFはあるにはあるのだが、取引高が非常に少ない。

また資産額も非常に少ない為、現状手を出せていない。

本来、インドネシアの経済、会社について詳しくない状況なのでインドネシアへまるまる投資できるETFが望ましかったのだが現状は投資できる対象がない為、保留としている。

インドネシア全体に投資したいのであれば、米国市場のBlackrockのiSharesシリーズEIDOが良いかもしれない。

インドネシアルピア

  • 定期預金:資産の20%を定期預金 年利3%で運用(金利は変動で下記を参照)

https://www.bni.co.id/en-us/personal/savings-plan-fipf/bni-deposito

さいごに

私は、旧式タイランドエリートカードの仲介をしております。

この投資ビザですが、他国の投資ビザと異なり、カード自体が資産になりえるカードです。

金額も他国の投資ビザと比べても数倍も安価且つ特典も付いた価格に対して価値が非常に高いものだと私は思っています。

もし、ご興味がある方は下記ページにてお問い合わせ頂ければ幸いです。

お問い合わせ

#

Comments are closed