旧エリートカードの取得手順についてご説明します。
まず大前提として、旧式エリートカードは現行で売られているタイランドエリートカードと異なり誰でも購入できるカードではありません。
現在旧式カードを保持していて譲渡しても良い方を見つける必要があるのです。
旧式カードを持っている人は世界で2000人くらいと言われています。
ホルダーの数が非常に少ないのです。
正確な数字は分かっておらず、TPCも公表していない為ハッキリとは分かっていません。
しかし、保持者の数は多くないことは間違いないと個人的に考えております。
非常に希少性が高いカードなのですね。
また、その中でも生涯有効のカードは旧式カードの中でもさらに希少性の高いカードとなります。
なので、まずはカードホルダの売り手を見つけることが必要なのです。
売ってもいいホルダーを見つけること、これが一番大変な作業でもあります。
そして、運よく売り手が見つかったからと言って安心はできません。
売り手と価格およびどのような手順で譲渡するのか決めていかないといけないのです。
TPC(Thailand Privilege Card)および日系の代理店はどこも正式には旧式カードの譲渡サポートをしてくれません。
自分で直接交渉するか、どこか代理人を見つけて対応する必要があるのです。
売り手と直接交渉することも可能ですが、信頼できる代理人を探して第三者に仲介して貰い(エスクロー)譲渡するのが良いと私は個人的に思います。
このページでは私が仲介している際の手順について記載させて頂きます。
これが必ず正解というわけではなく、また売り手、買い手双方の希望や環境によって手順は変更もしています。
あくまで、私がサポートしているやり方として紹介させて頂くので予めご了承ください。
旧会員の資格を得る為に必要な手順
①ご希望の旧式エリートカードを確認して、私まで問い合わせ頂く。
まずはご希望の旧会員プランをお選びいただきお問い合わせください。
下記リンク先に旧式エリートカードの特典および種別について記載しています。
旧式エリートカードは、主に4タイプ(シングルA生涯有効,シングルB30年有効,家族A生涯有効,家族B30年有効)ございます。
問い合わせは下記ページよりお願いいたします。
②売り手を見つける‘
旧式カードホルダーについては私が探してきます。
買い手の方が特に自分でお探しになる必要はありません。
私はエリートカード会員でありますので、私のネットワークを使って探してきます。
まずは待って頂くことになります。
カードの種類によっては年単位で待って頂く、もしくは出てこない可能性も御座います。
非常に希少なカードの為、出てこない事も想定して頂く必要が御座います。。
まずは待って頂き、運よく売り手が出てきた場合、次のステップとして書類を用意して頂きます。
③売り手が見つかり、カードの内容を確認する
売り手が見つかったらまずはカードの内容が自分が取得したい旧カードであるかどうか確認して頂きます。
具体的にはTPC社にカードIDを問い合わせいつ発行されたカードであるか確認する作業になります。
TPC社への問い合わせはカードホルダーおよび私が行います。
問い合わせた内容を買い手の方に問題ない事を確認するのがこのステップとなります。
④手順の確認および契約書を交わす
カードの内容が自分が望んだものであれば、私が用意した手順書と契約書を確認して貰います。
手順に問題が無ければ、契約書を交わします。
⑤手順に沿って必要書類を集める。
手順および契約に沿って、進めていきます。
必要な書類は下記の通りです。
必要書類
- 申込書(カードホルダーがTPCより取り寄せます)
- パスポート画像(顔写真ページ)
- 顔写真(カラー・白背景・3.5cm x 4.5cm)
申込書とパスポート画像は売り手、買い手双方必要になります。
パスポートの期限が切れていない事、切れている場合は有効な期限のパスポートコピーを取る必要が御座います。
顔写真は発行されるエリートカードで使用されます。
顔写真のみ買い手が用意する必要が御座います。
家族会員の追加書類(配偶者)
- 戸籍謄本の英訳証明書
こちらの書類は家族関係を証明するために家族カードのみ必要となります。
※タイの日本大使館で取得したもの。
または、日本の公証役場公証+外務省公印確認+タイ領事認証を受けたもの。
日本の役場で取得すると時間もお金も掛かりますのでタイの日本大使館で取得することをお薦めします。
タイの日本大使館であれば、2000円ほどで取得可能です。
タイ在住でない方の場合、私宛に委任状と合わせて送って頂ければ私が代行で取得することも可能です。
⑥TPC社に書類をメールし、事前に確認して貰う
書類が準備できたら、TPC社に書類をメールし、申請書に問題がないか事前に確認して貰います。
もし問題があれば、訂正。
問題なければ次のステップへと進みます。
⑦TPC社に書類の原本を提出し、正式申請する。
メールで提出した書類の原本をTPC社へ提出します。
直接TPC社へ赴いて手渡しで提出。
タイに来ることが難しいのであれば、郵送で提出することも可能です。
売り手と買い手双方のサインが必要な書類があります。
⑧タイの入国管理局(移民局)で審査。所要時間:約1~2ヶ月
TPCへ提出した申込書類一式の原本をもとにタイの入国管理局(移民局)が過去の不法滞在歴やタイでの犯罪歴を審査します。
所要時間は移民局次第ですが、大体1、2か月で完了します。
過去にタイでオーバーステイ、不法滞在や重大な犯罪歴がある場合、移民局にて審査NGとなり取得出来ません。
こちらは、現行のエリートカードでも同じステップとなります。
このような経歴を持ってしまっている方はエリートカード取得出来ない為、確認をお願いしております。
なお、犯罪歴については重度な犯罪でなければ問題ありません。
飲酒運転などの軽微な犯罪であれば問題なく取得可能です。
⑨審査の完了後、TPC社へ手数料の支払い。
入国管理局の審査が完了しましたら、TPCから連絡が入ります。
エリートカードシングルであれば、20万バーツ、家族カードであれば30万バーツの譲渡手数料をTPC社の口座へ振り込みして頂きます。
海外からの銀行振込・タイ国内からの銀行振込・クレジットカード決済も可能です。
⑩タイランドエリートが会員登録作業所要時間:約10日
⑪タイランドエリートカード受け取り(郵送も可能)
正式に会員登録がされたらカードが発行されます。
提出した写真が入ったエリートカードを受け取りに伺います。
直接受け取れない場合は、郵送で送って貰う事も可能です。
こちらで無事晴れて旧式エリートカードの譲渡完了となります。
お問い合わせ
上記が手順となりますが、詳しい手順、お金の払い方、契約書などは記載しておりません。
ご興味がある方、またお望みの旧式エリートカードがあるようでしたら、今ページの最後に問い合わせページへのリンクがありますので、お問い合わせください。
私が旧式エリートカードの会員を探し、また第三者として仲介致します。